全国でも名が知られる宮崎県のお菓子
昭和40年代、延岡市をはじめ、宮崎県内ではチキン南蛮や辛麺、レタス巻きなどの和と洋を掛けあわせた独特な料理が生み出され各所にオリジナルスタイルを確立させながら広まりました。客のニーズも多様で時代が激しく変化する中、昭和50年代後半、まんじゅうの皮にチーズを包み込んだ「チーズ饅頭」が登場しました。ベタつきのない和風の皮とコクのあるクリーミィなチーズの風味が口の中で絶妙にからみあい、とろけるようなおいしさで、宮崎から一躍、全国区の有名菓子になり、「チーズ饅頭は宮崎の郷土菓子」としてすっかり定着しました。
延岡市内の和菓子・洋菓子店舗においてそれぞれ皮や使用するチーズにこだわり、独自のスタイルを築き上げたチーズ饅頭が販売され、お土産として人気を集めています。